ネット際の攻防がバレーの試合を左右するブロック。
このバレーのブロックの練習について色々と見ていきましょう。
- 基礎になるフォームをつくるには？
- ジャンプして練習するコツは？
- ステップの練習には壁ジャンプを
という順番でお話するバレーのブロックの練習を、さっそく見ていきましょう。
バレーのブロックの練習！基礎になるフォームをつくるには？
まずはじめに、基礎になるフォーム作りとしてのバレーのブロック練習です。
ブロックの練習！バレーのスパイクに慣れましょう
まず両手にボールを
「バシっ！」
と当てる練習です。
2人ペアで行います。
ブロックを練習する側の人は、コートに立ったままブロックの形を作りましょう。
両腕を上げるのですが、斜め前に上げるのがブロックのコツです。
スパイクに対して腕を斜め前に出し、覆いかぶせるようにするのです。
※バレーの試合のルールで、ブロックに差し出した手はオーバーネットの反則になりません
ペアを組んだ1人は、ブロックする相手の斜めに上げた手にボールを強く投げましょう。
ブロック側の人は、このボールを両手でつかみます。
この練習でブロックの体勢をとりながら、バレーのスパイクに対応する基礎的な感覚をつかみましょう。
ブロックの練習！飛んだ時のフォームを体感しよう
2人ペアで行うバレーのブロックの練習です。
まずブロックを練習する人は、ネットの前で台の上に立ちます。
そしてブロックに飛んだ時の体勢をつくります。
ネットの上から腕を斜め前に相手コート側に出し、スパイクをブロックで押さえ込むかたちです。
ブロックの相手役を務めるもうひとりは、ネットをはさんで向き合います。
そしてブロックする人の手に向かって、下からボールを投げてあげましょう。
この練習でブロックに飛んだ時の、空中でのフォームの基礎を体感しておぼえましょう。
バレーのブロック！ジャンプして練習するコツは？
この章では、バレーのブロックを実際にジャンプして練習するコツをお話します。
ブロックに飛んでみよう！慣れたら形をチェック
はじめは1人で行うバレーのブロック練習です。
ネットに向かって立ち、相手のスパイクをイメージしながらブロックに飛びましょう。
- 手の形
- 腕の開き方
- ネットからの腕の出し方
- ネットと体との距離
- ネットに対して体が斜めにジャンプしていないか
前のめりになっていませんか？
などを、一つずつ意識しながらブロックに飛びます。
周りのチームメイトに基礎的なブロックの形ができているかチェックしてもらいましょう。
形が整ってきたら、ネットの向こう側からボールを投げてもらいブロックの練習を行ってみましょう。
ぜひチェックしてみて下さいね。
ブロックの練習のコツ！ネットから手を出すクセをつけるには？
バレーのブロック練習のコツとして、ネットから手を出すクセをつけるものがあります。
このブロック練習のため、ネットの上にゴムひもを張りましょう。
ネットの端にあるアンテナにゴムひもをくくりつけます。
このネットよりも前に手が出ることを意識して、ブロックにジャンプ！
体をくの字型にして、全身でスパイクを止める感覚とコツを得ていきましょう。
バレーのブロック！ステップの練習には壁ジャンプ
バレーのブロック練習、最後の章です。
じつはブロックの練習には、壁を使うのが効果的なのです。
ブロックの練習には壁を！距離感をつかむには？
バレーのブロックの練習を、壁を相手にして行います。
壁に向かって立ち、まっすぐ上にジャンプ！
壁の上部を押しましょう。
これを何度も繰り返します。
反復していると、体とネットとの適正な距離感とコツがつかめてくると思います。
壁に近すぎるとブロックに飛びづらいですね。
逆に、壁にから離れすぎると壁に手が届きにくいです。
このことで
- タッチネットの反則をとられない
- 吸い込みを起こなさい
という適正な距離感の基礎が得られるのです。
※吸い込み＝ブロックした時にアタックされたボールが体とネットとの間に入って（吸い込まれて）しまうこと
check！吸い込みについては、こちらの記事でしっかりと解説しています。
バレーのブロック！ステップの練習に壁にジャンプを
バレーのブロックの練習には、横に位置をスライドしてからのジャンプも入れてみましょう。
この練習も、壁を利用して効果を得ましょう。
飛ぶスライド飛ぶスライド飛ぶ・・・
といった感じで、ブロックにジャンプしたら即、壁に沿ってスライドして横移動。
横移動したら、またすぐにジャンプ！
ということを繰り返します。
バレーのブロック練習ですので、ジャンプしたら必ず壁にタッチするのが上達のコツです。
壁は仮想のネットです。
ここでも、ネットとの距離が適正になっていくのです。
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