バレーのフライングレシーブのコツを解説します。
バレーの試合でスパイクされた場合も含めて、ボールが自分の遠くに落ちてしまう場面で使うレシーブ方法です。
また相手スパイクの時にフェイントを入れられて、ボールをブロッカーの後ろにフワッと落とされることも。
セッターが手首を使って空いているスペースを狙ってくる場合もあります。
「決められてしまった」と、味方が諦めかけたボールを拾う(レシーブする)ことができれば、チームの雰囲気がUP!
レシーブに手が届かなそうな時の最終手段です。
ではまず、このフライングレシーブの基本的なやり方から見てみましょう。
後半では、ボールへの距離に応じた3種類のレシーブ方法について解説します。
バレーのフライングレシーブのコツ!やり方はどうするの?
バレーのフライングレシーブのコツとして、まずは基本的なやり方からです。
フライングレシーブは、ボールに向かって頭からジャンプします。
野球のヘッドスライディングのようなものですね。
腕をいっぱいに伸ばしてボールをレシーブ!
コート床に着地するときには、手か腕を床につけて衝撃を緩和します。
そのあとで胸を着地、そして腹を床に滑らせていきます。
この時、アゴを打たないように注意です。
目線を床と並行に保ちましょう。
バレーのフライングレシーブのコツ!手先を3種類に変化
バレーのフライングレシーブのコツは、手の伸ばし方にちょっとしたコツがあります。
フライングレシーブのボールとのわずかな距離感の違いで手先のレシーブ方法を変えるのです。
フライングレシーブのコツ!両手を組んで
まずバレーのフライングレシーブを行うなかでも、比較的ボールとの距離が近い場合のコツ。
この時はアンダーレシーブのように前方に手を組みます。
そして両手でレシーブを行いながら体を投げ出すのです。
フライングレシーブのコツ!片手親指でレシーブ!
次に、ボールとの距離に余裕がなくなっている場合。
ここでは片手でレシーブします。
伸ばした片腕の手を、アンダーレシーブの時のように軽く握ります。
そして親指の部分でレシーブを行うのです。
片手の先端だけでのレシーブですので
「とにかくボールを上げる」
ということが目的となります。
フライングレシーブのコツ!片手の手の甲でやってみよう!
さらにボールに手が届くがどうか、微妙だというギリギリのとき。
この場面では、伸ばした片腕の手を開き手の甲でボールをレシーブです。
一番手を伸ばせる方法だからですね。
このときは、手の力でレシーブを上げるのではなく、ボールが床にはずむ力を利用します。
コートの床にボールが落ちる間に手を差し込んでバウンドさせるのです。
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