バレーの試合で相手のスパイクのパワーに負けないブロックのコツを見ていきましょう。
「よし！タイミングがバッチリで飛べた！」
というブロックでも、スパイクに弾かれてしまってはもったいないのです。
手の力だけではなく、全身の力を使ってブロックするコツを順番にみていきましょう。
記事の終盤では、ブロック成功のコツとして
相手を知ること
も大事だということを解説させていただきます。
バレーのブロックのコツ！手の先から全身まで使おう
バレーのブロックのコツは手の先から全身まで総動員することです。
相手のスパイクのパワーに勝ちましょう。
①ブロックは相手コートまで手を伸ばす
まずブロックはオーバーネットの反則をとられません。
そのため相手コートまで手を伸ばしてブロックすることが可能なのです。
タッチネットに気をつけながら積極的に手を伸ばし、手のひらを下に向けましょう。
②ブロックのコツ！ボールを押さえ込むイメージとは？
バレーのブロックの時、ネットから出した腕全体を斜めに伸ばすのがコツです。
手首も下にやや曲げて、スパイクのボールに覆いかぶさるイメージでブロックします。
スパイクで得点を狙う相手から逆に、ポイントを奪ってしまいましょう。
ボールを抑え込む
というイメージでブロックしましょう。
スパイクを相手コートに垂直に落とすことが出来れば大成功！
これはシャットアウトと呼ばれます。
③ブロックの手の出し方！両手を上げる
バレーのブロックで、手の出し方のコツがあります。
じつはヒジを支点にして、両手でハエ叩きをする形のブロックでは、相手のスパイクに負けてしまいます。
「バチン！とボールを叩こう」というブロックだと、逆にボールの勢いで手が弾かれることになるのです。
これはヒジから先の部分の力だけでは、スパイクのボールのパワーにかなわないからです。
もちろん手首だけを返す力でブロックしようとしても、ボールに触るだけで精一杯。
では、どうするべきか？
バレーのブロックの手の出し方は
両手（両腕）をネットに沿って斜め前にすり出していく
ということがコツになります。
斜めに両手を上げていくとも表現できます。
そこに加えてもう一つご紹介します。
④ブロックのコツ！全身の力を使うコツ
バレーのブロックに飛ぶときに、背中の上部にある肩甲骨にも力を入れるのがコツです。
肩甲骨を前に出す
というイメージで、腕に加えて背中の力も使ってブロックを押さえ込むのです。
またブロックの時に
体をくの字に曲げる
という意識を持つのも良いでしょう。
両腕をネットから斜め前にすり出すので、体がくの字型になりますからね。
体全体でスパイクのパワーを受け止めます。
体をくの字にすることで、下半身からの反動力もブロックの壁としての力になるのです。
バレーのブロック！勝利のコツは相手を知ること
バレーのブロックで負けないコツは、相手スパイカーやセッターの特性を知ることも大事です。
試合前に情報を持っていれば、それを生かしたいところですね。
また事前の情報がない場合でもできることがあります。
バレーの試合の中でブロックを行いながら相手の特性を知っていくのが勝利のコツです。
相手スパイカーやセッターの得意な
- スパイクのコース
- スパイクの種類
を試合をしながら頭に入れていきましょう。
試合の後半の勝負どころでその情報が生きてきます。
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