バレーのブロックのフォーメーションについてお話します。
まずはバンチブロックやディディケートブロック。
3枚ブロックを狙います。
次はスプレットブロックというフォーメーション。
3人のブロッカーが均等に分かれてスパイクに備ええます。
そして最後はリリースブロック。
ブロッカー3人のなかで1人だけが離れてポジションをとるシステムです。
ではバレーのブロックのフォーメーションについて、まずはバンチブロックからです。
バレーのフォーメーション！3枚ブロックを狙うバンチブロック
バレーのブロックのフォーメーション、バンチブロックとは3枚ブロックを狙うシステムです。
バンチとは束という意味なんです。
バンチブロックでは、3人のブロッカーがネット前のまん中に集まります。
全てのスパイクに対して最低でも2枚ブロック、できれば3枚ブロックに飛んで相手にプレッシャーをかけます。
check！バンチブロックの目的は？
バンチブロックはセンターからの攻撃が得意なチームへの守備に効果を発揮します。
サイドからの攻撃に対してはポジションの移動に時間がかかりますが、諦めない精神力も重要です。
バンチブロックでエースを止める！それがディディケートブロック
ディディケートブロック、このバレーのブロックのフォーメーションは
「3人のブロッカーが束になる」
という点で上記バンチブロックと一緒です。
どこに束になるのか？
ディディケートブロックでは、相手チームのエースの前に3人で束になり立ちはだかるのです。
エースにスパイクのトスが集まりやすいチームとの試合に有効です。
エースをしっかり止めて、試合の主導権を握ります。
バレーのフォーメーション！1枚ブロックも狙うシステムとは？
上の章では、バンチブロックを基礎にして2枚以上のブロックを狙いました。
今度は1枚ブロック（1人のブロック）でスパイクに対応するバレーのブロックのフォーメーションです。
スプレットブロック
バレーのスプレットブロックは、3人のブロッカーが横に広がって守備につきます。
スプレットが広げるという意味ですので、文字通りですね。
サイドのブロッカーはサイドラインに近いところにポジションを取ります。
相手チームのレフト・センター・ライトのスパイカーを1対1（1枚ブロック）でマークします。
check！スプレットブロックの目的は？
スプレットブロックは、相手のスパイカーの力が均等な時に選択されるブロックシステムです。
また両サイドからの攻撃が早い時、すぐに対応することができます。
リリースブロック
バレーのブロックのフォーメーション、最後に紹介するのはリリースブロックです。
リリースとは解放するという意味です。
解放されるのは、左右どちらかのブロッカーです。
まず、はじめは3人が並ぶバンチブロックのフォーメーションで構えます。
味方チームのサーブが打たれた後に、左右どちらかのブロッカーがサイドにポジションを移動します。
バンチブロックから1人がリリース（解放）されるのです。
check！リリースブロックの目的は？
リリースブロックというフォーメーションは、レフトかライトからの攻撃が早い時に有効なシステムです。
はじめはバンチブロックのフォーメーション取りながら、サーブ後に相手の強いサイドに1人がリリース！
1枚ブロックを狙うのです。
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